【体験談】タイ赴任前の予防接種と健康診断~家族帯同のケース~
タイ赴任に帯同することになった!健康診断と予防接種どうすればいいの?
会社負担で受けられるケースがほとんど!まずは会社の案内を待とう。
予防接種は、バンコクの日本語対応病院でもOK。
タイ赴任前に心配な、家族の健康。
バンコクは、東南アジアの中でも衛生環境が良いと言われている地域です。
とはいえ、日本とは違った病気や、慣れない生活で体調を崩してしまう可能性も。
この記事では、
タイ(バンコク)に帯同予定のママが、
- タイ赴任前の健康診断
- 大人・子どもの予防接種
について、体験談を踏まえてお伝えします!
健康診断&予防接種の予約は早めにやっておこう!!
タイ赴任前の健康診断:人間ドックに近い
海外赴任前の健康診断のポイントはこちら!
- 会社の規定を確認しよう
- 大人:人間ドッグに近い検査
- 子ども:○歳健診に似てる
- 気になる検査(家族の既往歴・婦人科検診等)は自費もアリ
会社の規定を確認しよう
慣れない海外生活で体調を崩してしまったり、現地で大病が見つかって高額な医療費がかかる…。
そんな事態にならないように、海外赴任者には、会社が健康診断を行うことが義務付けられています。
海外赴任者(わが家では夫)は、会社負担で健康診断を受けられる!
家族も会社負担で受けられるケースが多いよ!案内を必ずチェックしてね!
会社から受け取る海外赴任前の準備マニュアルに、健康診断の項目が必ずあります。
- 受けられる時期(出国3ヶ月~1ヶ月以内など)
- 指定する医療機関
- 検査できる項目
が決まっている会社がほとんどです。規定をしっかりとチェックし、忘れずに受けましょう!
帯同前に実家に帰る場合は要注意…!
会社の近くの医療機関でしか受けられないこともあるよ…。
人間ドックに近い検査項目
タイ赴任前の健康診断は、人間ドックに近い検査項目です。
- 血液検査
- 尿検査
- 胸部レントゲン
- 腹部超音波(肝臓・腎臓・膵臓など)
- 心電図
- 視力・聴力検査
- 身長・体重・血圧測定 など
普通の健康診断よりも、項目が多い気がした。
腹部エコーはこそばかったです。
自費で受けられるオプション検査もあったよ!
子ども:○歳児健診に近い
子どもの健診は、大人よりもかなり簡単な検査になっています。
4ヶ月健診とかに近い感じかな!
検査項目には、
- 身体測定
- 尿検査
などがあります。
かかりつけの小児科でOK!
うちの子は喘息もあったので、海外赴任前の注意点も一緒に聞いてみました。
【体験談】その他、自費で受けた検査一覧
以下については、自費で健診を受けました。
- 私の人間ドック
- 家族の既往歴があるもの(胃・大腸カメラ)
- 婦人科(子宮頸がん検診)
- 歯科検診
まずは、私(妻)の人間ドック。
夫の会社の規定では、
- 妻の健康診断は任意
- 会社の補助を受けるなら、出国3ヶ月前~
- 会社近くの指定医療機関
という条件がありました。
出国3ヶ月前は実家にいて、交通費が補助額を上回りそうだったので、諦めて4ヶ月前に自費で受けました。
胃腸弱い系一族だから、この機会に内視鏡も頑張ってみたよ!!
どうせ自費なら、と身体のすみずみまでチェックしてもらいました。
自分の体で心配な部分があればこの機会に見てもらうのが1番!
検査当日まで恐怖で怯えてましたが、
現地で発症して高額医療費&痛い治療とかになる方が怖すぎたので頑張りました…!
胃カメラ・大腸カメラは鎮静剤あり&良い口コミが多い病院を確実に選んだよ!
また、歯科検診は、かかりつけの歯医者さんで「タイに行くことになったよ!早めに診てほしい…!」と伝えました。
実家引越しの2ヶ月前に最後の定期検診を受け、問題なく終わりました。出国前にも実家でもう一度受ける予定です。
子宮頸がん検診は、自治体の補助で安く受けられた!
乳がんとかは、家族の既往歴が無い&40歳未満だったので、今回は見送ったよ!
タイ赴任前の予防接種:厚生労働省のサイトをチェック
健康診断と同時に考えたいのが、現地でかかりそうな病気の予防接種。
会社の規定や厚労省のサイトをチェックし、確実に受けておきましょう…!
わが家で実際に受けた予防接種をお伝えします。
事前準備1:会社の規定&厚労省のサイトをチェック
まずは会社の規定を見て、予約や支払い方法をチェック!
- 会社のポータルサイト等から予約する
- 自分で直接予約して、後日精算
などの方法があります。
うちは、自分で予約&後日精算だったよ
厚労省のサイトで、海外向け予防接種の内容&病院がチェックできる!
厚労省で推奨されている予防接種だと、会社からの補助が出るということだったので、まずは厚労省サイトをチェック。
実施医療機関の一覧もあります。事前予約が必要な場合が多いため、決めたらすぐ連絡してみましょう!
県庁所在地とかの大都市にしか病院がないところがほとんどだね…
3~4回通うことになるよ!
実家に帰る場合は、そちらの医療機関も見ておこう。
会社の規定で、「出国〇ヶ月以内の接種」のみ補助といったケースもあるので、帯同家族は特に接種時期に気を付けて…!
事前準備2:全員分の母子手帳を用意
子どもはもちろん、大人の母子手帳も準備しておくと、その後の手続きがスムーズに進みます!
予防接種ページだけ母に写真で送ってもらったよ!
昔受けてた分、予防接種の回数を抑えられたよ!母子手帳が無いか必ずチェックしておいてね。
【体験談】大人の予防接種は6種類
厚労省サイトにある最寄りの医療機関に電話して、相談&接種に。
小児科と似た感じで、予防接種専門時間帯がありました。休日の午後に受診。
先生と相談して、↓この予防接種を受けることにしました!
- A型肝炎
- B型肝炎
- 狂犬病
- 破傷風
- 日本脳炎
- 腸チフス(任意・タイの田舎にいく場合)
A型肝炎~日本脳炎については、厚労省のサイトにも書いてありました。会社からも補助が出ます。
腸チフスは、田舎にいく場合のみとのこと。夫の職場は田舎なので、自費で受けることに。私と子どもは考え中です。
初回は、相談料も含めて5万円くらいだったよ。
日本脳炎は、母子手帳で確認できたら、1回の接種でOK!とのことでした。
数回打つやつもあって、4回通院する必要があったよ!
【体験談】子どもは3種類くらい
子どもの予防接種も、基本的には大人と同じとのこと…!
- A型肝炎
- (B型肝炎)
- 狂犬病
- (破傷風)
- (日本脳炎)
- 腸チフス(任意・タイの田舎にいく場合)
先生から上記を勧められました。腸チフスについては、田舎に行く予定がないので少し考え中です。
また、B型肝炎・破傷風・日本脳炎については、日本の定期予防接種にも入っているので、追加不要とのこと。
- B型肝炎→生後2ヶ月~
- 破傷風→2ヶ月~
- 日本脳炎→3歳~
が日本の定期接種時期だよ!
- 補足:日本の定期予防接種はどうする?
-
子どもで心配なのが、まだ受け終わっていない日本の定期予防接種ですよね。
日本のスケジュールに応じて、バンコクでも同様のワクチンを打つことができます。
上記に含まれるものについては、夫の会社に領収書を提出すれば全額会社負担になるそうです。
会社ごとに予約方法や規定が異なるかもだから、しっかりとマニュアルをチェックしてね!
海外赴任前の健康チェックを忘れずに!
海外赴任前に、必ずやっておきたい「健康チェック」。
実際に赴任する人には、会社が健康診断を行うことが法律で決まっています。
他の家族は任意ですが、会社の費用で受けられるケースが多くあります。
健康診断(人間ドック)めっちゃドキドキしたけど、出発前に自分の体のことが分かって良かった!
健康と向き合ういい機会になったよ!ぜひ頑張ってほしい…!
また、予防接種も、会社負担で受けられる可能性が高いです。
何度も打つことになるので、赴任が決まってすぐ相談するのがおすすめ…!
母子手帳を持参すれば、接種回数を最低限にすることができます。
海外で大病が見つかったら辛い…。今のうちに、健康な体を手に入れておこう!
元気な体の方が、現地をいっぱい楽しめる♡
体と向き合うのは勇気がいることだけど、この機会に頑張ろう!!!