タイ(バンコク)に子連れ赴任!駐在妻の持ち物リストを大公開【失敗談あり】


引越し準備したいけど、何を持っていけばいいか全く分からん…

時間も少ないし、向こうの状況も掴めないしで焦るよね…
- 日本製の方が質がいいもの
- タイで絶対使うもの
- 代わりがないもの(調味料・お気に入りグッズとか)
を中心に選んでいこう!
今回は、バンコクへの赴任が決まったけど、持ち物が全く分からない…という人に向けて、子連れ夫婦が実際に持って行った物をお伝えします!
- 絶対に持って行きたいもの
- 実体験:子連れ赴任の持ち物選び
- あえて持っていかなかったもの
などに分けてご紹介。

私の失敗談もぜひ読んでください‥。
バンコク赴任の持ち物リストをご紹介!
まずは、バンコク赴任で超オススメしたい持ち物をお伝えします。
- 日本製の方が質が良いもの(文房具・紙製品・歯ブラシ)
- 日本でしか買えないもの(日本のおもちゃ・調味料)
- タイでよく使うもの
- お気に入りの食材・調味料
- 子ども用品
- その他:家族のお気に入りグッズ

バンコクでの調達方法も合わせてお伝えします!※随時更新中
日本製の文房具
現地の商品と比べて、日本製の質が良すぎるものを多めに持っていくのがおすすめ。
文房具がその代表です。

ガムテープを現地で買ったんだけど、質が悪すぎて絶望した…

日本製も売ってるんだけど高いんだよね。
ノートやボールペン系も多めに持っていこう!!
ちなみに、campasノートは、学用品として日系スーパーで売ってます。
- おしゃれな手帳
- 文房具の便利グッズ
- 単語帳などの便利系ノート
などは、なかなか売ってません。
お気に入りがあれば、絶対に持っていきましょう!

ちなみに、バンコクにある施設「ワンバンコク」にコクヨが入ってたよ!
日本製の家電
日本製で使い慣れた家電があれば、持ち物リストにいれましょう
- 炊飯器
- 空気清浄機
- その他、日本語対応の家電製品

なんか少なくない…?

タイの賃貸物件は、家具・家電付きが多いよ!
契約後に付属品をチェックしてね。
ここで、タイの住宅事情を簡単にお伝えします!
- 家具・家電付きがほとんど
- メイドサービス(掃除・洗濯)付きも多い
- ガスが通ってないアパートが多い
- 暖房器具が無い
- 日本製を使うには変圧器が必要
- プールやジムが併設されている
家電で1番気をつけたいのは、電圧です。
日本では、120Vまで耐えられる製品が多いですが、タイの電圧は200V。
電圧チェックをせずにコンセントに差し込むと、故障や火災の危険があります。

ヘアアイロンだけ電圧チェック忘れてて使えなかったよ…

iPhoneの充電器とか、世界中で使われてるのは、タイでも使えることが多い!
また、メイドサービス付きのアパートでは、週に数回掃除をしてくれるところがほとんど。掃除道具(掃除機・ほうきなど)は持って行かなくても大丈夫です。
タイで絶対使うアイテム
タイはとにかく暑い!そのせいか、室内は寒すぎることも。
雨季(6月~10月)には、スコールのような大雨が降ります。
年間の気温は22~35度程度です。
※参考:タイ国政府観光庁

日本の夏がずっと続いてる感覚!
タイの気候や文化に合わせたアイテムを持っていきましょう。
- 暑さ対策(日傘・帽子・日焼け止め・サングラス)
- 通気性の良い服(半袖・下着など)
- 虫よけ
- 雨傘・レインコート・長靴
- 薄手の長袖シャツ・カーディガン(冷房対策)

冷房・暑さ・雨への対策だね!!

一時帰国用の冬服も1セット持っておこう!
お気に入りの食材・調味料
バンコクのスーパーには、日本の食材もたくさん売っています!

日系スーパー(フジスーパー)に行けば、調味料はだいたい置いてるよ。

ただ、現地で買うとやっぱり高い…!
よく使うものはなるべく持っていこう。
- 日本の調味料(醤油・味噌・出汁・みりんなど)
- チューブ類(しょうが・ニンニクなど)
- コーヒー
- その他よく使うもの(マヨネーズ・のりなど)

緑茶持っていきたいんだけど…

残念ながら、お茶系は全く持ち込めないよ…これも、日系スーパーで買える!!
医薬品・衛生用品
常備薬や、お気に入りの衛生用品も準備しておきましょう。
- 常用している処方薬
- 常備薬(かぜ薬・胃腸薬など)
- 歯ブラシ・歯磨き粉
- マスク(子どもの分も忘れずに!)
- オムツ
- 生理用品
特にオムツや生理用品などの紙製品は、日本製が1番!!!
バンコクの薬局でも日本製が売ってますが、やはり高い。
大量に消費するものなので、送料が会社負担になる引越し段階で持っていくのがおすすめ!
- 処方箋無しで買える薬が多い
- 海外製品が多い(日本製あんまり無い)
- 目薬の種類は少ない
- 海外旅行保険の適用で、病院の薬代が無料になることも(会社の規定による)

持病がある人は、日本の病院で相談してね!

バンコクは大気汚染もあるから、マスクは必須。
慣れた薬は全部持っていこう!
子ども用品
子ども用品は、現地に売っていないものや、子どもが今使っているものを持っていきましょう!
- ミルク・哺乳びん
- オムツ
- 抱っこひも
- 授乳ケープ
- ベビーソープ・肌ケア
- 鼻吸い器(わが家はメルシーポット)
- はみがきグッズ
- 半袖の子ども服
- 日本語のおもちゃ・絵本
- 知育DVD(わが家はしまじろう推し)

何も分からず急に生活が変わる子ども…しばらくは普段の物を使ってあげたい…!

粉ミルク以外はタイでも買える!
ただ、日本製を選ぶとやっぱり高いので、持っていけるものはぜひ…!
なお、ベビーソープや肌ケア製品は、日本の薬局と品揃えがほぼ変わりません。
日本製は少ないですが、世界的なメーカーの製品は普通においてあります。

日本の薬局、「ツルハ」はバンコクにもたくさんある!初めてみた時は感動しました。笑
その他:家族のお気に入りグッズ

海外行くの不安だな…不安しかないよな…

とにかく、とにかく安心できるグッズをたくさん持っていこう!
個人的に一番おすすめしたいのが、家族のお気に入りグッズを持っていくことです。
慣れない海外生活で、少しでも安心できるグッズを一緒に連れていきましょう!
- 子どものお気に入り(おもちゃ・ぬいぐるみ・絵本など)
- 推し活用品(DVD・アクスタ・チケットなど)
- リラックスグッズ(枕・お香など)
- 思い出の品
ここで大切なのが、自分の意志で選ぶことです。
夫や子どもの選別に口を出したくなることもありますが、個数だけ決めて、後は本人に任せましょう。

お気に入りのものを忘れてそうだったら、こっそり入れてあげてね…!
【体験談】バンコク子連れ赴任の持ち物選び
ここからは、わが家が実際に持ち物を選んだ手順を紹介します!
- とにかく捨てる!
- 置き場所を決める(現地・実家・トランクルームなど)
- 船便・航空便・手荷物に分類
- 現地での置き場所を決める(寝室など)
とにかく捨てる!
荷物を分ける前に、今使ってないものや、赴任期間中にいらなくなる不用品をどんどん捨てていきました!
- サイズアウトした子供服
- 月齢に合わないおもちゃ
- ジョイントマット
- 1年以上使ってないもの(服やキッチングッズなど)
- 木製の棚類(虫対策)
- 不要な紙類(虫対策)

今使ってないものはどんどん処分!
赴任中に賞味期限の切れる食材は、早めに使って実質処分。
- 不用品を選ぶコツ
-
ここでは、衣類の片付けのコツを例にお伝えします!
- 家中の全ての衣類を1カ所に集める
- 夏服・上着・下着など、さらに細かい分類をする
- 必要な数を決める
- 1年以上着てない→即処分
- 冬服→ときめかないものを処分
こんまりさんの片付け本※テキストリンク
を参考に頑張ったよ!
家の中に全部でいくつあるかを知るのがコツ!
靴下10足もいらないよね、足2本しかないのに(体験談)。
置き場所を決める(現地・実家など)
いらないものを処分した後は、荷物の置き場所を決めていきます。

わが家の場合は、
- 現地に持っていく
- 家に置いてく
- 実家に送る
ものに分けたよ!

トランクルームの利用もおすすめ!
なんとなく、こんな感じで分けました!
- 現地:すぐ使うもの
- 今の家:一時帰国で必要なもの
- 実家:帯同待ちの期間に使うもの・人に譲るもの

一時帰国先が実家の人は、もっと簡単に仕分けできる!
今の家に置いていくもの
今後使うもののうち、一時帰国で必要なものを中心に家に置いていきました。
- 大型家具(テーブル・ソファ・ベッドなど)
- 大型家電(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・掃除機など)
- 子ども用品(机・椅子・おもちゃ類)
- 衣類(下着・季節ごとの服2着程度)
- その他(wi-fiルーター・ゴミ箱)

生ものはもちろん、水気を(洗濯機・加湿器内の水とか)を放置しないように気を付けて…!
衣類の防虫対策も忘れずに…!
実家に送るもの
実家には以下のものを送りました。
- 家族に譲るもの
- 劣化しやすいもの
- 一時帰国で使うものの一部

バンコク生活に慣れなかった時用の避難先にこっそり指定してたよ。
- 使い切れなかった食品類
- 綺麗なカトラリー
- もう使わない子ども用品
- 一部のおもちゃと服(帰国用)
- ベッドのマット
- 空気清浄機
- 補足:夫の赴任~家族帯同までに時間がある時は?
-
夫の会社では、本人が赴任した後、3ヶ月は家族の帯同が出来ないというルールがありました。
その間は実家にお世話になったため、私と子ども分の現地ですぐ使うものは、実家に送っています。
帰省の時の持ち物を、少し増やした感じ!
すぐ使うもの・実家に無い子ども用品とかを持っていったよ!
船便・航空便・手荷物に分類
現地で持っていくものは、運搬手段を考えます。
海外引越では、
- 航空便
- 船便
- 手荷物
が利用できます。

手荷物は分かるけどさ、船便と航空便ってどうやって分ければいいの?

すぐ使わないもの・大きいものは船便。
すぐ必要で、小さいものは航空便って感じかな。
値段 | 運べる量 | かかる時間 | |
航空便 | 高い | 制限あり(重量・容積) | 1週間 |
船便 | 安い | 大型・大量でもOK | 2~3ヶ月 |
手荷物 | 安い | 制限あり(個数・重さなど) | 当日 |
航空便で送ったもの
到着後すぐに必要になりそうなものは、航空便で!
船便よりも値段は高いですが、その分早く届きます。

引越業者さんに言われて、航空便でほとんどの荷物を送ったよ!入りきらないものだけ船便で。
- 3ヶ月分の日用品(洗剤・シャンプー・化粧品・キッチングッズ・掃除用品)
- 3ヶ月分の衛生用品(ハミガキグッズ・マスク・オムツ・生理用品)
- 賞味期限のある食品(調味料・レトルト・ふりかけ・おやつ・コーヒー・離乳食)
- 衣類・カバン
- 学用品
- 文房具(一部船便で)
- 子どもの一軍おもちゃ(小さいものを中心に)
- オムツのゴミ箱
- 家族の大切なもの(ぬいぐるみ・ヨガマット)
ダンボール30箱になりました!

飛行機で送るのが禁止されてるものを忘れずに!
- 取り外しできない電池入りおもちゃ
- リチウム電池使用のCDプレーヤー
は船便になりました。業者さんがちゃんと見てくれるから安心だけど、自分でもチェック!
船便で送ったもの
大量のものや、すぐに使わないものを送る時は船便がベスト!
輸送には少し時間がかかりますが、その分安く利用できます。
- 1年分のオムツと生理用品→これが9割
- 数ヶ月分の化粧品・シャンプー・洗剤類
- 一軍&2軍のおもちゃ
ダンボール7箱分でした。

業者さんがいつの間にか船便に詰めてた荷物の中に、一軍おもちゃが紛れ込んでた…

最初にちゃんと伝えるのが大切だよ!
手荷物に入れるもの
手荷物に入れるものは、普段飛行機に乗る時に持っていくものとほぼ同じです。
その他、すぐに使いたい日用品等もここに!
貴重品
- パスポート
- ビザ
- 財布・クレカ
- 常備薬
- 機内の暇つぶし(iPad・イヤホン・おもちゃ)
すぐ使うもの
- 着替え(半袖・羽織もの)
- 暑さ・雨対策グッズ
- キッチン用品(大さじ・計量カップ・菜箸・フライ返しなど)
- 日用品(ハミガキグッズ・数日分の化粧品)
- プールグッズ
- レトルト食品・ふりかけ
- 軽い調味料(鰹節、ほんだし)

超大事なものだから、航空便や船便の荷物に入れないように気を付けてね…!
- すぐに必要なもの→航空便・手荷物
- 大型・大量の荷物→船便
- 飛行機で運べないもの→船便
- パスポートなどの超大事なもの→手荷物

ところでこれ、全部自分で梱包するの…?

海外赴任では、梱包は業者さんがやってくれるよ!
会社負担でタダのところがほとんど。
【反省】持って行ってよかった・後悔したもの
今回の荷物の中で、
- 持って行って良かったもの
- 置いて行って後悔したもの
- 実は必要なかったもの
を紹介します!

学用品と、服は持って行って大正解!!

大さじは意外と売ってなかった
持って行って良かったもの
子ども関連では、学用品と子供服は絶対持っていきましょう!!多めに入れておけば間違いありません。

タイで子どもの水筒買ったんだけど、1週間でひもがちぎれるし、結露するし最悪だった…

子供服も、意外と売ってません。
- 安い服→品質が微妙すぎる
- 高い服→デパートにあるけど、普段使いできない
- ファストファッション→ユニクロ以外はサイズが大きい
子供服どこで買ってますか?と先輩ママ達に聞きましたが、
「マジで買うところがない。一時帰国でめっちゃ買ってる」との回答が多数でした。
わが家でも、タイで買うのはユニクロ(割高)か、パジャマくらいです。
その他、持って行って良かったリストはこちら!!
- 学用品(文房具や壊れやすいもの)
- 多めの子供服
- 裁縫セット(現地の服はすぐ壊れる)
- 冷感グッズ(タイ人暑さに強い→売ってない)
- プール用品(家のプールに入って、暇つぶし)
- 数ヶ月分の日用品や消耗品(しばらくは、買いに行くのも大変)
- 傘・長靴(日本製最高。サイズも分かるし)
- スマホのモバイルバッテリー(現地でのQR決済や、Googleマップ等でかなり消費する)
意外と必要なかったもの
文房具以外の日用品は、現地の製品で十分でした。
- 洗剤類(食器・洗濯・柔軟剤)
- 衛生・美容品(ハンドソープ・ボディーソープ・シャンプー類)
- サランラップ・キッチンペーパー
- 上履き(今の幼稚園では使いません)
- くるぶし丈のロングスカート(トイレとか道とかで汚れる…)

キレイキレイ・植物物語・アタックとか売ってたよ!
日本製でも、タイでも作ってるやつは現地価格になってる

とはいえ、最初のうちは買い出しに行く余裕もないかも…1ヶ月分は日本から持っていくのがおすすめだよ!
持っていくべきだったもの
ここからは、持っていかずに後悔したリストです…。
一時帰国で買えるものも、買えないものも。私の失敗をぜひ新生活に活かしてください…。
- 空気清浄機(加湿機能付)
- 炊飯器
- 子どもの水筒(予備)
- 大さじ
- キッチンスケール
- 虫よけグッズ(自然の多い公園やレジャーで必要)
- 子どもの下着
- パジャマ
- 大人の服
一番持っていきたかったのは、空気清浄機。
タイで買えばいいやと思ってたんですが、リサイクルショップでも高い…。たった5年しか使わないのに。

寒くないから加湿機能いらんよな、と思ってたのですが、一年中エアコンつけっぱなしだから、普通に乾燥します。

炊飯器も後悔ポイント。
タイの日本製炊飯器を買いましたが、タイ米仕様なのかすぐカピカピになる…。
※家電は、220V以上も対応になっているかチェックを忘れずに!
バンコクへ持って行ってはいけないものに気を付けて!
持ち込めない荷物に注意が必要です。
例えばこんな感じ↓


- ヤバいもの
- 生態系乱すもの
- 植物・生もの
- 税金かかりそうなもの
- 宗教関係
- 大量のもの
だね!(超ざっくり)

お茶・果物・米もタイには送れないよ!
料理酒とかのお酒類は、持ち込み制限に気をつけて
荷物の下見段階で、引越し業者さんが「タイに送れないものリスト」をくれます。しっかり読み込んでおきましょう!
もし持ち込めないものが紛れてても、業者さんがしっかり見てくださるので心配しすぎず…!
【結論】バンコク赴任で持っていくべきもの

海外帯同の準備って、終わりが全く見えないよね…

買っても買っても、足りないものが出てきて焦る…
これだけ持っておけば大丈夫!!な物を選んでみたよ!
- 日本製の方が質が良いもの(文房具・紙製品・歯ブラシ)
- 日本でしか買えないもの(日本のおもちゃ・調味料)
- 現地でよく使うもの(例:プール・暑さ対策・雨対策・虫よけ)
- お気に入りの食材・調味料
- 子ども用品(水筒・タオル・壊れやすいもの)
- その他:家族のお気に入りグッズ
もし買い忘れても、バンコクなら何でも手に入ります!
一時帰国の時に買い込んだり、家族に郵送してもらうのもアリ♡

最後は勢いで入れてしまおう!!