タイ赴任を楽しもう!タイでの暮らしが分かる本3選
タイで住めるか不安…何も分からなくて怖いよ~…
いきなり「海外に住め!」って言われたら、誰だって心配になるよね…
まずは実際に行った人の話を読んでみよう!
今回は、タイ赴任で不安な人に、どうしても読んで欲しい3冊を紹介します。
- 暮らしの図鑑 タイの毎日
- さおり&トニーの冒険紀行
- タイで大の字月10万円でできる!悠々生活 タイランド
タイ人の気質や、暮らしぶりが分かる本を選んだよ!
大らかなタイ人のエピソードや、リアルな暮らしを学べるよ!
不安な夜にぜひ読んで…!
元バンコク駐在ママ ぷくこさん の「暮らしの図鑑 タイの毎日」
最初に紹介するのは、バンコク駐在ママ界で超有名なぷくこさんの、「暮らしの図鑑 タイの毎日」です。
タイ人の気質や、スーパーで売っている食品、バンコクの風景を写真&エピソード付で解説しています。
ママならではの視点で、タイやバンコクの魅力を語ってくれてるよ!
「タイで子育てしてなかったら、育児ノイローゼになってたかも」の一文に全てが詰まってる。
全ママに読んで欲しい一冊!
マイペンライ精神に癒される
優しい、明るい、パワフル、ゆるい、適当、たくましい…タイで出会った人たちのことを思い返すと、こんな言葉たちが思い浮かびます。
これらを一言で形容するのであれば、「マイペンライ」という言葉になるのでしょう。
タイ語で「気にしないで」や「問題ないよ」などたくさんの意味を持ち、タイの国民性や文化の特徴を表す言葉のひとつです。
タイ文化の本を読んでると、必ず出てくる「マイペンライ」。
優しくておおらかなタイ人の気質にあった言葉だそうです。
筆者のぷくこさんは、当初「ドンマイ」の意味だと思ってたのですが、自分のミスにも使っている人がいてびっくり!
壁に傷を付けられても、笑顔で「マイペンライ!」と言われたら、なぜか許してしまうそうです笑
これくらいの大らかさが日本(というか私)にも欲しいよね
自分も他人も許し合える世界が素敵!
子どもに優しいタイ文化
タイでは、「子ども=宝物」として、大事に大事に育てられるそうです。
日本人に対しても同じで、ぷくこさんが体験された、心温まる話がたくさん掲載されていました。
私が1人で訪れたときにはたいして会話もない食堂のおじさんも、娘と一緒であれば顔をくしゃくしゃにして笑いかけてくれます。
あまりに疲れた顔でカフェを訪れたときは、顔見知りの定員さんが「あなたはコーヒーでも飲んで休んでて」と言って他のスタッフさんと一緒に娘と遊んでくれたことも一度や二度ではありません。
タイで子育てしていなかったら、私は育児ノイローゼになっていたかもしれない。
それくらい、タイの人たちが、娘に対して笑いかけてくれることが心の支えになっていました。
読んでるだけで泣けてきた…
電車の席を毎回子どもに譲ってくれたり、子連れOKな飲食店も多い!
とにかく子どもファーストの社会!
日本語だけで暮らせるバンコク
バンコクであれば、日本語だけで暮らせる!という耳寄りな情報を教えてくれました…!
世界中を見渡してみても、バンコクほど日本人が暮らしやすい海外の都市はないのではないでしょうか。
街には日本食レストランが溢れかえり、病院や不動産をはじめとした日本人向けの生活サービスも充実しています。
私もタイのバンコクを調べ始めた時に、「日本人街」・「日本語対応の病院」っていう言葉を見てすごく安心したよ。
日本食も、「SUSHIにアボカド!HAHA~!」ではなく、日本人が満足できるお店がたくさんあるそうです。
日本のチェーン店もいっぱいあるので、ご飯に困ることはなさそう!
タイ文化を楽しむなら「さおり&トニーの冒険紀行 タイで大の字」
次に紹介するのは、「さおり&トニーの冒険紀行 タイで大の字」です。
こちらの本では、タイ人の気質や文化がこれでもか!と書かれています。
「ダーリンは外国人」で有名なさおり&トニーさんが、世界中を旅したエッセイだよ!
コームローイ・象使い・線路市場など、なんか聞いたことある気がするものを、だいたい体験&紹介してくれてます!
タイ人講師との触れ合いを通して、文化や気質をたくさん学べます。駐在中の観光にもぴったり!
「マイペンライ」の実践編
この本でも出てきました!マイペンライ!!
傘づくりの体験中、紙が上手く貼れなかった時のエピソードです。
さおり やっぱりヨレてる…
先生 マイペンライさおり 破れた!
先生 マイペンライさおり 足らない…!
先生 マイペンライ
全部許してくれるやん…なんて優しい世界…
マイペンライ(大丈夫だよ)と言いながら、優しく直してくれる先生たちのエピソードが出てきます。
ほんと、他人のミスを全然気にして無さそう。マイペンライ精神ってコレなんだ…!
また、「コトー(すみません)」や、「ダイダイ」など、タイ人が実際に使っている言葉がたくさん出てくるのも見どころの一つです!
タイでやりたいこと、だいたい書かれてる
タイでやりたいことは何ですか?そう、象乗り体験ですよね。(確信)
タイでやりたいこと、だいたい載ってる。疑似体験できるのが楽しい!
先生 耳を持って膝に乗って、またいだ瞬間向こうの耳をつかんでください
さおり つかまるとこないっ…!
こんな感じで、体験談を本音でたくさん語ってくれてます。
- コームローイ
- 炎の脚マッサージ
- 線路市場
- ココナッツミルク など
タイの北部・中部・南部で章が分かれてるのも嬉しい!
観光ガイドブックとしても使えるよ。
「タンブン」の精神を感じられる
タイには、「タンブン精神」が根付いています。
タンブンは、徳を積む行為のこと。
先に紹介した、電車で子どもに席を譲るのも、タンブンの一種です。
他人に優しくすると、来世で幸せになれるよ~!ってことらしい。
小さい頃から教えられるんだって…!ほんと優しい世界だなぁ。
お寺に行ったときのエピソードでは、タンブン精神にガッツリ触れることができます。
先生 私も棺桶の寄付したことありますよ。みんな普通にやりますよ。自分の誕生日とかに。
さおり そういう「タンブン」の精神があるから、震災の時の日本への寄付も沢山くれたんだね~
タイでは、貧しい人は無料で棺桶をもらえるそうです。
棺桶以外でも、お坊さんに物をあげるとか、寄付をするとか…他人に優しくすることが日常の一部になっているようです。
作者がタイに行こう!と決めたのも、日本の震災で、タイ人がたくさん寄付をしてくれたことに気付いたから!
「誰かの役に立ちたい」って思ってる人は日本にもたくさんいる。
でも、迷惑じゃないかとか考えてしまうんだよね。タイ人からいろいろ学びたい…!
タイの物価を知るには「月10万円でできる!悠々生活 タイランド」
タイのリアルな暮らしを知りたい人におすすめなのが、「月10万円でできる!悠々生活 タイランド」です!
観光者向けが多いタイの本の中で、アパートの種類や物価、事前の下見のやり方など、「タイで暮らす」人向けのリアルな情報がたくさん書かれています!
定年後の移住者向けだけど、赴任帯同にもめっちゃ役立つ!
「タイ式トイレ」の存在を初めて知ったよ…!
実際の暮らしぶりを知りたい人におすすめ。
事前の下見方法が分かる
バンコクに何を持っていくべきか全然分からん…
下見に行ってもええんやで
この本では、事前調査に必要な準備物や、タイでの購入方法をたくさん教えてくれています。
パスポートと往復航空券を手に入れたら、次はスマートフォンです。
~中略~
手持ちのスマートフォンがSIMフリーでなくても買い換えていく必要はありません。タイはスマートフォンが安い国なので、行ってから買えば大丈夫。
最後に旅行ガイドブックを用意しましょう。これは宿泊予定のホテル周辺の地理がよくわかるものを探して買い求めます。
地方に行く予定があるなら行き方や地図のしっかりしたものを選択してください。
スマホやガイドブックの他にも、現地のATMの様子や、おすすめの換金方法などの記載がありました。
宿泊先が決まってない人向けに、ホテルの価格帯の情報も…!とりあえず、書かれていることを実行すれば、無駄な出費を防げそうです。
タイのアパートの設備が分かる
部屋に備わっている家具
1.ベッド
2.クローゼット (洋服ダンス)
3.ドレッサー (鏡台)の三点で、どの部屋でもこれだけは付いていますから、ホテルと同じように借りた瞬間から住むことができます。
冷蔵庫とテレビは一般的にはオプションです。
必要があれば、部屋とは別に契約して月決めで借ります。
最初から長期間にわたって済む予定なら、入居後に個人で購入した方が結局のところは安くなります。
こんな感じで、タイのアパートの設備が詳しく書かれています。
タイのアパートには、基本的にキッチンがついてないらしい…!
会社が用意してくれるアパートは状況が違うかも!でも、普通を知れるのは助かる。
安くて手軽な「タイの趣味」
「月10万円で暮らす」には、体と心の健康が大事。安く始められる趣味を持とう!
ということで、タイで手軽にできる趣味が紹介されていました。
※ちなみに、駐在の皆さまは、実際に10万円で生活する必要はありません。給料の範囲で楽しくお過ごしください。
ガーデニングなども人気です。知られてはいませんが、タイはサボテンを代表とする多肉植物の宝庫です。
育てる手間もかからないので、小さなテラスやベランダがあれば、わずかの出費で自分だけの庭を持つことが可能になります。
散歩がてらにバードウォッチングしてみるのはどうでしょう。
双眼鏡が手元にあれば公園でのウォーキングがさらに楽しいものになります。足元ではミズオオトカゲが昼寝しているかもしれません。
タイの公園はただ歩くだけでも飽きません。
趣味って意外と大事だよね。心の栄養になる。
普段と違う環境を存分に楽しむ!タイだからこそできることをいっぱい知っておきたい…!
おまけ:キラキラ&実用性ばっちりのガイドブック2冊
おまけで、以下の2冊を紹介します。
- キラキラかわいい街 バンコクへ
- 海外赴任ガイド
オシャレなバンコクを全力で楽しむ本と、
赴任準備に不安しかない人に超おすすめしたい本
を最後にお伝えします!
おしゃれなバンコク詰め合わせ「キラキラかわいい街 バンコクへ」
「タイ=自然・虫」のようなイメージがある、私のような人にぜひ読んで欲しいのが、「キラキラかわいい街 バンコクへ」です。
表紙見て、表紙。超オシャレ。
同じ時期にタイ駐在になったCAさん達の本!インスタの雰囲気そのままで、キラキラ感がすごい
本書では、バンコクの映えスポットがこれでもか!と掲載されています。
シャンデリアの店内で味わえるタイ料理や、外資系有名ホテルのオシャレアフタヌーンティー。
キラキラタイ雑貨に、バンコクから近い観光スポットの紹介など。
今すぐにでもタイに行きたくなる!
ご飯・スイーツ・雑貨・歴史の映えスポット盛りだくさん!
不安になった夜にぜひ読んでほしい!
赴任準備の全てがわかる!「海外赴任ガイド」
赴任準備が初めてで何も分からない…そんな人におすすめしまくってるのが、「海外赴任ガイド」です。
赴任前の手続き・やるべきことが網羅されてるよ!
困った時の連絡先や、引越し等のおすすめの業者も載ってる。とりあえずコレ1冊持っておけばOK!
本書には、以下のような内容が書かれています。
- 必要な公的手続き一覧
- 子どもの帯同準備
- 海外引越しの基礎知識
- 赴任前に考えてたいこと
- 赴任先での健康維持
やることいっぱいだけど、超分かりやすい「赴任準備チャート」もついてるから安心!
年度ごとに内容が違うから、最新のものを選んでね!
タイを楽しんでいる人から暮らしを学ぼう!
海外赴任や帯同って本当に本当に不安ですよね…
言葉が通じるか分からない…やったらダメなことも、何をするべきかも分からない…
不安の原因は「よく知らない」からかも…!
今回は、タイを心から楽しんでいる人たちの本を3冊(プラス2冊)紹介しました!
これを読めば、タイ=よく知らない国から、明日にでも行きたい国に変わるかも…!
タイ人のマイペンライ精神に触れ、タンブンの心や、子どもファーストな社会をぜひ疑似体験してみてください。
今回紹介した本はこちら!
↓先輩駐在ママのエピソードなら
↓タイ文化を楽しみたいなら
↓実際の物価を知るなら
↓キラキラバンコクに触れるなら
↓赴任準備の不安を無くすなら
タイは絶対素敵なところ…!
全力で楽しむぞ~!!