バンコクの保育園と幼稚園の違いを解説!現地での園選びの基準・費用・注意点も
バンコクの保育園と幼稚園って何が違うの?何歳から通えて、お金はいくらかかるの?
基本的には、日本の制度と同じ!
ただ、無償化が無いとか一部違うところもあるよ。
バンコクでの子どもの預け先、めっちゃ迷いますよね…。
日本人の多いバンコクでは、日系の保育園や幼稚園がたくさんあります。
幼稚園でも1歳半から預けられて、和食や日本の行事を大切にしている園がほとんど…!
タイ語はもちろん、英語もしっかり学べる所が多いです。
今回は、バンコクでの子どもの預け先が心配な方に向けて、
もうすぐバンコク帯同を控えている4歳・1歳兄弟のママが、
- バンコクの日本人向け保育園と幼稚園の違いと特徴
- 保育園・幼稚園の選び方
- 園にかかる費用
- タイと日本の制度の違い
についてお伝えします。
駐在の場合は、幼稚園に預けることが多そうだったよ!
日系だと、日本人のスタッフの方もいるから親も超安心…!
バンコクの保育園と幼稚園の違いと特徴
まずは、バンコクの保育園と幼稚園について、それぞれの特徴や違いを紹介します!
日本の保育園・幼稚園の違いと似てるかも…!
それぞれの特徴
- 保育園→0歳児もOK。保育時間長い。長期休暇短い。
- 幼稚園→1歳半頃~6歳。8時半~14時半頃まで。長期休暇長い。
共通点
- 日本語以外の言葉(タイ語・英語)を勉強できる
- 日本の行事がある
- 日本食の給食がある
- 送迎バスも一部あり
バンコクの保育園(ナーサリー)の特徴
バンコクの保育園(ナーサリー)は、0〜4歳頃の子どもが対象になっています。※園によって違います。
共働き家庭向けに、朝早くから夕方遅くまで開園しているのがほとんどです。
日本語はもちろん、タイ語や英語の勉強ができるところも。
和食の給食があるところもあったよ!
バンコクの幼稚園の特徴
バンコクの幼稚園は1歳半〜6歳の子どもを対象としています。
3歳までのクラスを「ナーサリー」って呼んでるところも多い!
保育時間は、8時半~14時半頃が一般的。
延長保育や、課外活動があるところも多くあります。
子どもの日・七夕・運動会・遠足など、日本の幼稚園・保育園と同じ行事もたくさん用意してくれています。
タイの行事もあるよ!民族衣装を着てる写真に癒された。国際交流に感謝。
私が調べた限りでは、制服は無いところが多かったです。
和食の給食が多かったですが、午前中で終わったり、お弁当日がある幼稚園もあります。
送迎バスはだいたいありそう…!
バンコクの日本人向け保育園・幼稚園の選び方
バンコクでの園探しの基準は、基本的には日本と同じ…!
- 通いやすさ
- 保育・教育方針
- 施設の安全性
- 子どもが楽しく通えるか
などをしっかりと見極めたいところです…!
通いやすさ
園選びで重要なこと第2位(※私ランキング):通いやすさ。
具体的には、
- 自宅や職場から近い
- 園周辺の治安が良い
ところが当てはまります。
毎日行く場所だからね。ママにも子どもにも負担なく通えるのってめっちゃ大事。
送迎バスがあっても、親は運んでくれないよね。
なるべく近くを選びたい…!
また、園の周辺環境もきちんと見ておきたいところです。
バンコクは比較的治安の良い所ですが、
- 怪しげな雰囲気の路地が近くにある
- なんか辺りが暗い気がする
など、「なんか嫌な雰囲気がある…」と感じるところはなるべく避けましょう…!
治安の悪さって直感で分かるよね…ほとんどの場所は大丈夫だよ!
保育・教育方針
保育・教育方針もしっかり確認したいポイントです。
バンコクの園選びでは、
- 日本に近い保育・教育をしてるか
- どんな言語を学べるか
- 日本語を話せるスタッフの割合
とかも、合わせてチェックするのがおすすめです。
特に幼稚園の場合、普段の会話は日本語で、英語のレッスンがあるところや、バイリンガルクラスで週の半分は英語で過ごすパターンも。
スタッフは現地の方が多いので、タイ語も自然に学べそうです。
日本語はもちろんだけど、英語をどれくらい学びたいかも重要なのね…!
また、私の場合は、保育方針について、園長先生がしっかり説明してくれるかどうかも大切にしています。
日本の保育園選びのとき、
- 人気園→めっちゃ熱く教育方針を語ってくれる
- その他→施設の綺麗さ・課外授業の説明のみ
って感じで、露骨に別れたんだよね…
方針を熱く語ってくれる園長がいるところは、保育士さん達も愛情を持って接してくれたよ。
施設内の安全性
見ておきたいポイント3つ目は、施設内の安全性です。
- 室内や園庭など、遊ぶ場所に充分なスペースがあるか
- 施設内は清潔か
- 室内設備は整っているか
- 安全対策が取られているか
などを確認します。
バンコクは一年中暑くて、大気汚染も気になるから、エアコンや空気清浄機の状態は見ておきたい…!
超重要:子どもが楽しく通えるか
園見学で見ておきたいポイントを色々と挙げましたが、一番はもちろん「子どもが楽しく通えるか」ということです!
親ができることって、見学前の園選びだけなんだよね
子どもと一緒に見学に行って、目が一番輝いてたところにすると間違いなさそう…!
バンコクの保育園・幼稚園にかかる費用
バンコクの保育園・幼稚園にかかる費用をまとめました。
園によってかなり差があったな…ほんと、ピンキリって感じ。
私が気になった4つの園をピックアップして、そこからまとめたよ!
※あくまでも目安として使ってください。
金額をざっくりまとめた表がこちらです!
入園金 | 10,000~30,000 |
保育料 | 11,500~22,500 |
給食費 | 0~2,600 |
送迎バス | 2,600~4,000 |
その他(施設費・制服代等) | 0~1,330 |
参考:現在の為替レート
為替レート THB: 木, 21 11月.
入園金は、1回のみ。
保育料は、年齢が上がるごとに高くなるのがほとんど。表では月額料金で計算しましたが、学期ごと(3ヶ月)や、年間一括払いの園もありました。
送迎バスは、4,000B前後がほとんど。片道のみ利用で半額になる場合もあります。
1バーツが4円だとしたら、月額保育料だけで4~8万円くらいだね。
これが2人分か…(遠い目)
※ちなみに、送迎バスや入園金など、一部兄弟割引がある園もありました!
注意点:タイと日本の保育園・幼稚園制度の違い
タイと日本の保育園・幼稚園の制度の違いについてまとめました!
- 保育園に点数制度は無い
- 事前の見学必須
- 幼保無償化(3歳~)は使えない
など、日本とは異なる部分に注意が必要です。
保育園に点数制度はない
タイの保育園には、自治体が決める点数制度はありません。
点数制度って、就労してたら10点とかのやつ?
そうそう!
タイでは、自治体を通さずに保育園ごとに入園を決めてるみたいだよ!
自治体のチェックが無い代わりに、保育園ごとに入園の基準が決まっています。
気になる園は事前にHPをしっかりとチェックしておきましょう!
事前の見学が必要
保育園・幼稚園に関わらず、事前の見学が必要になっている所が多くあります。
見学後、入園を希望すれば願書を受け取ったり、簡単な親子面接があるケースも。
日本みたいに自治体が介入してないから、とりあえず近くの保育園全部申し込む!みたいなことはできなさそう
実際の見学の様子も後日レポートします!
幼保無償化(3歳~)は使えない
とてもとても悲しいことですが、3歳からの幼保無償化の制度は使えません…。日本に住んでいる人のみの制度です…。
また、第二子以降保育料半額!みたいな兄弟割引も、あまり多くはありません…。
長男無償化&次男は半額で利用してたわが家には痛すぎる出費…
会社の都合で海外飛ばされて、お金も飛んでいくの理不尽すぎんか…(やつあたり)
というわけで、わが家は少しでも安い&安全で優しい人がたくさんいる幼稚園を選ぶ予定です!(贅沢)
バンコクの園生活を楽しもう!
バンコクにある日系の保育園・幼稚園では、日本の行事や文化を大切にしながら、現地こともしっかりと学べます!
まさに良いとこどり…!
こんな素敵な場所を用意してくれて、感謝しかない。
保育園は0歳から、幼稚園は1歳半頃から入園できます。
園を選ぶときには、通いやすさや保育方針、そして何より子どもが楽しめているかどうかをチェック!
タイの保育園には、日本のような点数制度はありません。
保育園・幼稚園どちらも、各園が入園の基準や合否を決めています。
どの園も、温かくて楽しそうな雰囲気のところばっかりだった!
ぜひぜひ、親子で楽しく通える場所を探してみてください♡