【赴任帯同】タイの気候・服装と生活マナー総まとめ!日本との違いに注意
タイってどんなところなの?暑いんだよね?日本と違うマナーとかあるの?
タイはとにかく暑い!
僧侶に触れない・王室への不敬罪とかもあるから気を付けて…!
「タイ=暑い」イメージはありますが、実際の気温や滞在中のマナーについては、あまり知らない人が多いのではないでしょうか。
タイは穏やかな人が多く、日本人も住みやすい場所。
ですが、不敬罪や僧侶への接し方など、日本と違うルールもあります。
この記事では
夫のタイ赴任に帯同のママが、
- タイの気候と服装
- 挨拶・食事・生活のマナー
- タイ生活での注意点
などをお伝えします。
初めてタイに行く人向けにまとめたよ!
タイの気候と服装
タイには3つの季節があります。
日本とは違って、季節ごとの気温差はそれほどありません。
年間の最低気温は22℃前後。
最高気温は、35~40℃くらいです!
- タイの季節と気温
- 季節別の服装とアイテム
についてまとめました!
3つの季節がある(暑季・雨季・乾季)
タイは、高温多湿の気候です。日本の夏に近く、スコールもよく降ります。
- 暑季(3月〜5月):4月が一番暑い。25~35℃で、40℃を超える日も。
- 雨季(6月〜10月):25~35℃。月の半分は雨が降っている。湿度高い。
- 乾季(11月〜2月):22~32℃。比較的穏やかで過ごしやすい。
一番暑いのは4月。
降水量のピークは、9月と10月です。
一番寒いのが、12~1月。
それでも最低気温は22℃前後だったよ!
【季節別】おすすめの服装と小物
○月からタイに行くよ!
どんな服装がいいの?小物は?
季節ごとにおすすめのアイテムをまとめたよ!
暑季(3月〜5月)
とにかく蒸し暑いこの時期は、軽くて通気性の良い素材がおすすめ!
トップス | 半袖シャツ・ワンピース |
ボトム | 短パン・スカート |
アイテム | 暑さ対策(サングラス・汗拭きシートなど) |
雨季(6月〜10月)
月の半分以上が雨で、スコールも降ります。濡れにくい素材や、乾きやすい服がおすすめ!
トップス | 長袖シャツ |
ボトム | 七分丈パンツ |
アイテム | レインコート・傘 防水グッズ(靴やカバンなど) |
乾季(11月〜2月)
比較的涼しくて、雨も少ない。
1年で一番過ごしやすい季節です。
トップス | 長袖シャツ・カーディガン |
ボトム | 長ズボン |
アイテム | 薄手のストール・帽子・日焼け止めなど |
日本の秋に近いかんじかな?
日差しは強いので、帽子とか日焼け止めも忘れずに!
季節共通のポイント
タイでは、室内の空調がかなり効いています。正直寒い…。
「室内を涼しくする=おもてなし精神」ぽいところがあるらしい
※夫談なので真偽不明
カーディガンなど、重ね着できるものを持っていくのが超おすすめ!
寺院では、肩や膝を隠せるものが必要になることも。一枚はかならず持っておきましょう。
トップス | カーディガンなどの羽織もの |
ボトム | 歩きやすいもの |
アイテム | サングラス・帽子・日焼け止め |
タイの挨拶とマナー
タイでは、「ワイ」という合掌をしながら、「サワディーカー/クラップ」という挨拶をします。
食事では、スプーンとフォークを使い、食器を持たずに食べるのが正しい作法です。
タイでの正しい挨拶の仕方や、食事のマナー・やってはいけないことをまとめました。
タイの挨拶の基本事項
タイの一般的なあいさつは、「サワディー ○○」です。
日本の「こんにちは」と同じ。
女性の場合は、「サワディーカー」。
男性は、「サワディークラップ」になります。
時間に関係なく「サワディーカー/クラップ」でOK!
「お疲れさま」とかも同じ言葉だよ!
「サワディー○〇」の後に、「今日何食べた?」って聞かれることがめっちゃある。
合掌での挨拶「ワイ」
タイでは、サワディーと合わせて、「ワイ」という合掌をします。
- 手のひらを合わせる(つぼみのように。少し空間を作る)
- 指先に向かって頭を下げながら
- 「サワディーカー(女性)」or「サワディークラップ(男性)」と言う
相手の年齢や地位によって、手の位置や頭を下げる角度が変わります。
一番偉い人(仏像・僧侶など) | 親指→眉間 指先→おでこ |
目上の人(両親・先生・上司など) | 親指→鼻先 指先→眉間 |
一般的な人(友達など) | 胸辺りでもOK |
日本の敬礼・最敬礼とかに近い!
目上の人が来たら、とにかく先にワイ!お辞儀を深めにしておこう。
また、相手からの「ワイ」は返すのがマナー。
レストランやホテルなど、店員さんへは軽い会釈でもOKです。
「いらっしゃいませ」に対して「どうもお世話になります!ウッス!」とか言わないのと同じかな。
食事のマナー
タイの食事では、スプーンとフォークを使用するのが一般的です。
お箸を使えるのは初耳…!
フォークでつき刺すとか、スープを直接飲むとかやっちゃいそうだな…
食器はお触り禁止!
一口サイズにして食べよう。
タイ生活での注意点
タイは日本人が多く、日本語で書かれた看板や和食屋さんもたくさんあります。
海外の中ではかなり住みやすい場所ですが、衛生面や宗教観など日本との違いを実感することも。
タイで生活する時の注意点をまとめました。
- 食中毒に気をつけて!
- 女性は僧侶に近づかない
- 不敬罪がある
- 頭に触らない・足を向けない
食中毒に気を付けて!
タイで一番気を付けたいのが食中毒。
水には特に気をつけましょう。
水道水を直接飲むのはやめよう…!
氷にも気を付けて!
タイで生活するなら、浄水器のレンタルや、ウォーターサーバーの利用もアリ。
また、屋台や安価なレストランでは、
- 水で洗っただけの食材(生野菜とか)をなるべく避ける
- 果物は皮をむいて食べる
- 魚介類は、新鮮なものをその場で調理する店を選ぶ
などの対策がおすすめです!
女性は僧侶に近づかない
仏教への信仰が深いタイでは、むやみに僧侶に近づくのはNGとされています。
特に女性(女の子も含む)は注意。
女性が僧侶に触れるのはもちろん、隣に座るのもマナー違反です。
僧侶のみなさまは大切な存在。
声をかける時も遠くから。尊敬の念を持って接しましょう。
【不敬罪あり】王室へ敬意を払う
タイの王室へは、最大の敬意を払いましょう。
王室に対する不適切な言動は、法律で禁じられています。
不敬罪で捕まった人のほぼ100%が有罪に…!
ほんとに気を付けてね…!
王室に関わらず、他人をからかったり悪口を言わない。
普通に過ごしてたら大丈夫です!
また、毎日8時と18時と、映画館の上映開始前には国家が流れます。
国家が聞こえてきたら、立ち止まって起立するのが一般的ですが、最近ではやらない人も多いそうです。
周りの様子を見て、合わせておくのが無難です。
※ザ・日本人
頭を触らない、足を向けない
タイでは、頭は神聖な場所・足は不浄な場所と言われています。
他人の頭に触れたり、足を向ける・体をまたぐのはマナー違反。
映画館や電車など、狭い通路を通りたい時は、声をかけて体をよけてもらいましょう。
文化を学んで、タイをもっと好きになろう!
タイ生活を楽しむためには、現地での過ごし方やマナーを学び、価値観を尊重することが大切です。
年間の気温差が10℃程度のタイでは、通気性の良い服と羽織ものを持っていくのがおすすめ。
衛生環境の良さそうな飲食店を選び、なるべく音を立てずに食べましょう。
タイ人と同様に、僧侶や王室には最大の敬意を払います。
知らないうちにマナー違反してないか不安だな…
少しくらい間違っても、相手を気遣う気持ちが伝われば大丈夫!
タイ人は穏やかで優しい人が多いよ!