海外赴任の引越し(荷造り)スケジュールと注意点を解説!駐在妻のリアルな日程を公開


海外赴任が決まった…!引っ越しはどうやればいいの?いつまでに何を!?

まずは不用品の処分から!
会社がたくさん手伝ってくれるよ。荷物を分けるだけでOK。
海外赴任や帯同で一番しんどいのが、引っ越し荷物の整理。
何を持っていくべきか、どれくらい必要なのかが全く分からず四苦八苦…。
ただ、海外引越しでは、業者さんに荷造り等をお任せできるので、楽な部分もありました!
この記事では、
夫のタイ赴任に帯同予定のママが、
- バンコクへの引越スケジュール
- 引越日までにやったこと
- 荷物の分類方法
- 荷造りのポイント
- 荷物到着時にやること
について、体験談とともに紹介します!

とっても疲れたけど、初めての体験で楽しかったです!!
【体験談】バンコクへの引越しスケジュール
ここからは、夫婦と幼児2人でバンコクへ引っ越したスケジュールと体験談をお届けします!

夫の引越し3ヶ月前〜妻と子どもの帯同直前の様子をガッツリお伝えします!
- 不用品をひたすら処分
- 今の家に置いておく・実家に持っていく荷物を分ける
- 実家に送る荷物の下見&荷造り
- 海外に送る荷物の下見
- 航空便・船便・手荷物に分類
- 荷造りの立ち会い&保険加入
- 荷物到着&開封

見てるだけで挫けそう…

頑張って!!!ほんと、応援しかできないけど…頑張って!!!終わったらスイーツパーティーしよ!!!
赴任3ヶ月前(帯同半年前):不用品をひたすら処分
夫の海外赴任が決まった直後、とにかく物を捨て始めました。
- 1年以上使ってない物
- 捨てるのが面倒で放置してた物
- 5年以内に使わない物
上記に当てはまるものはゴミ箱行き。

片付けの神、こんまりさんの本を参考にしました!
服・雑貨・子ども用品等に分類して選別。
家中を探して一箇所に集めます。
- 家中の服を集める(タンス・クローゼット・ソファの下の靴下など)
- 夏服・冬服・アウター等で分類
- 色分けもできると最高
- ときめかないもの、長年着てないものを捨てていく

実際の様子はnoteにまとめました!
赴任2ヶ月前(帯同5ヶ月前):実家行きの荷物を選別
次は、実家に送る荷物を選別します。

荷物を分ける前に、「今の家どうするか問題」が出てくるんだよね…

夫婦で頭痛に苦しみながら悩んだよ…結局、空き家にすることにしました!
空き家を選んだので、大型の家具・家電はそのままに。虫が湧きそうな本や服はある程度実家に送ることに。
夫の荷物はこれで終わり。
私と子どもは帯同まで実家で過ごすので、数ヶ月の日用品とタイに持っていく荷物も選ぶ必要がありました。
赴任1ヶ月前(帯同4ヶ月前):夫と実家の荷物下見&発送
赴任1ヶ月前に、夫の会社と提携している引越業者さんが下見に来てくれました!
ここではまだ、荷造りしなくてOK。総量が大体分かれば良さそう。

これとこれを送ります!って伝えたら終わったよ

夫のタイ行き荷物は、少なかったので全部航空便になりました。
- 会社が選んだ業者がくる(自分で探す必要なし)
- 引越費用は会社負担(負担の範囲に制限あり)
- 海外行きの荷造りは業者にお任せ!
- 国内行きは自分で詰めよう…
- 国によって送れない荷物がある
会社がかなり助けてくれるし、大手の引越し業者さんなので安心して任せられます。
夫の出発2週間前に、業者さんが荷造りに来てくれました。
明細を作成し、どんどんダンボールに詰めるだけ。特にハプニングもなく、数時間で終了。

大変なのは、私と子どもの荷物!
ここで一緒に立ち会って、海外引越の流れを予習するのが超おすすめ!
帯同1ヶ月前:海外行きの荷物選別&下見
帯同1ヶ月前、ついに私と子どもの荷物の下見が迫ってきました。
海外引越では、船便・航空便・手荷物で運ぶ方法があります。
輸送方法 | 運べないもの | 到着期間 |
船便 | 特になし | 2〜3ヶ月 |
航空便 | 充電式・リチウム電池など | 1〜2週間 |
手荷物 | 大量の液体 など | 当日OK |

つまり、どうすればいいの…?

- 急がない・飛行機で運べないもの→船便
- 当日使うもの→手荷物
- 早めに欲しいもの→航空便
こんな感じで!

航空便メインで運びます!乗り切らない分だけ船で。
荷造りの日は、絶対航空便で運びたい物を分けておいてください。
また、荷物の総量が把握できるよう、オムツとかの日用品も事前に爆買いしました。
何度買っても足りないものがでてきて辛かったです…。
>>バンコクへの引越しに持っていた荷物はこちら!
帯同直前:荷造り立ち会い&保険加入
帯同の数週間前、ついに荷物を運び出す日がやってきました!

あ〜〜〜緊張する〜〜〜!!!

子どもが大事にしてるぬいぐるみとか、絶対に替えが効かないものだけ忘れなければOK!
タイで生活してる人がいるんだから、多少忘れても大丈夫だよ。
以下の物を、分類ごとにダンボールに分けて入れました!
- 服
- カバン
- 靴
- 日用品(文具・化粧品・消耗品など)
- キッチン用品
- おもちゃ
- 大量のオムツ
- レジャー用品
- 子どもの保育園用品 など
日用品は、船便が届くまでの3ヶ月分を航空便で運ぶことに。
おもちゃは、一軍〜三軍に分類していましたが、知らぬ間に業者さんが船便行きに一部を入れてくださってました。一軍じゃないことを切に願う…。

業者さんが明細を作成しながら荷造りしてくれるので、特にやることなかったよ!

航空便で運べない物を入れてしまってて、船便にするか手荷物にするかをたまに聞かれました。
荷造り自体は2時間で終了。その後、なんとも大変な保険加入手続きがありました。
業者さんが作った明細を見て、タブレットに保険金額を入力していきます。

明細の横に金額を入力してください。
この額で保険請求されるので、壊れた時に回収できる額で。あまりにもかけ離れた額はおすすめしません…!
と言われて、明細を見ましたが、これがなんとも…。
業者さんが詰めてくれた順番で入力されてるんですよね。
「おもちゃ 5個」と書いてある横に金額を入れるんですが、下を見ると「おもちゃ 30個」…。

どのおもちゃなのか全く想像つかん…。

他にも、「カバン 1個」の明細がいくつかあって、私の高めのやつなのか、子どもの500円バッグなのか謎でした…
もうわけが分からなかったので、壊れたら困るもの(パソコンとか)だけ、正確な金額を。その他は高めにしておきました。
明細がたくさんあって、終わってからほっとしてたら、次は船便です!と言われて絶望しました。笑
これにて引越しは終了!あとは届くのを待つだけです!!無事に届いてくれよ〜〜!!
注意点:輸入禁止品に気をつけよう
海外引っ越しでは、持ち込めない荷物に注意が必要です。
例えばこんな感じ↓


- ヤバいもの
- 生態系乱すもの
- 植物・生もの
- 税金かかりそうなもの
- 宗教関係
- 大量のもの
だね!(超ざっくり)
また、国ごとに送れないものもあります。
タイには、お米やお茶っぱが送れませんでした。

「抹茶オレ」みたいな粉末タイプなら大丈夫かな?と思ったんですが、無事に返されました…。
手荷物ならOKでした!
下見のときに、引越し業者さんから「タイに送れないものリスト」をもらいました!じっくり読むのをオススメします!
数日〜数ヶ月後に荷物が到着!
タイ到着の5日後に航空便が到着しました!荷造りからは2週間後です。

航空便が届くのって、荷造りから1〜2週間後なの?

荷物の受取主がタイに入国してるかどうかで変わってくるよ!
帯同者の荷物は、かなり早めに受け取れるかも…!
- 夫の場合→入国後に荷物が発送される(入国から1〜2週間で到着)
- 私→夫に送る。荷造り後から発送開始
荷物は、タイ人の作業員さんが届けてくれました。リーダーぽい人は英語、その他の人はタイ語のみ。
荷物の置き場所を指定するんですが、日本のように「これはキッチン」とかの指定は難しそう。
荷造りの時に日本語で軽く中身を書いてくれてた(おもちゃ 調味料とか)のですが、タイ語表記はなしでした。

一箱ずつ受け取りチェックをしたんだけど、箱番号をタイ語で教えてくれるのでちょっと大変だった…。

箱に書いてある数字を見ればわかるので、こっそり確認してました。笑
船便は、入国から2ヶ月半後に到着。
荷物が届く直前に、夫のパスポートを引越し業者さんに預けました。

タイ人スタッフさんがマンションまで取りに来てくれたよ!偽物だったらどうしようとドキドキした…

事前に日本から連絡があるので、心配しすぎなくて大丈夫!
ちゃんと返してもらえました。
最初から最後まで、丁寧に荷物を運んでくれました!
あとは頑張って開封するだけ…誰か代わりにやってくれんかな…。
海外赴任の引越スケジュールを覚えておこう
不安しかない海外引越。業者さんはどうするの?税関の手続きってなに!?と、疑問だらけで頭が痛いですよね…。
ですが、海外赴任であれば、手続き自体はわりと簡単。荷物の仕分け以外は、会社が選んでくれた業者さんにお任せできます。
- 不用品をひたすら処分
- 今の家に置いておく・実家に持っていく荷物を分ける
- 実家に送る荷物の下見&荷造り
- 海外に送る荷物の下見
- 航空便・船便・手荷物に分類
- 荷造りの立ち会い&保険加入
- 荷物到着&開封

やっぱり、荷物の仕分けが一番大変なんだよね…

断捨離できる大チャンス!!と思い込んで頑張りましょう!